冬にしては暖かく感じます。
もう一年も終わりです。
来年の抱負の前に、今年一年で思っていた事をつらつらと書きたいなと思います。
誰かが読む程度の記事でもないゆえに心配は不要かと思いますが、暗い話もある点はご容赦を。
1月
転職が決まり、二年半ほど勤めていたコールセンターを退職しました。生産性表彰や応対コンクールでの地区大会優秀賞獲得といった思い出は、楽しくも、年老いて青春を夢見る様のような、どこか寂しさを感じさせるものでした。
2月
中旬に東京へ越しました。SESで生きていくために技術をつけなければと、プログラミングに加えてMOSといった関連資格の取得や就業前の面談も受けて入社後にすぐ仕事ができるよう準備をしました。
3月~5月
プログラミングと関係のない進捗管理の業務をする事になります。業務が無い日でも、お客様の手前は業務の資料を読む事しかできず、ほぼほぼ軟禁状態でした。
あまり負担のかからない日々でしたので、ポジティブに捉えなおして、業後は思い切り勉強に割く生活をしていました。
6月
諸事情で詳細が書けないため、伏せます。
とある理由で、6月一杯で退職しました。
7月~9月
先行きが見えない不安を抱えて、東京の猛暑の中、職探しと勉強とムエタイの日々が始まりました。「この期間はずっと続けていた個人開発に本腰を入れられる」なんて空元気な言葉の裏では、「所詮、私は...」と諦めの気持ちも芽生えつつありました。
8月頃に転職先が決まり、もう一度信じてみようと思い立ちました。
10月~12月
現在の会社で、設計・製造・テストの豪華な研修を受けさせていただいたうえに、一月から現場に入る事が決まり、「この会社で頑張っていこう」と自身の方向性も定まった期間でした。
思いを吐き出すと...
私は、働きつつプライベートでサービスを作りたくて技術を求め上京しました。
そこで「私の価値」と「他人の考え」を知りました。
私の価値については、何事も年齢を加味して評価される経験が多数あったことで身に染みました。私は順風満帆な人生を送れなかったコンプレックスを抱えていたので、「若さ」を盾に、「あなたは貢献できなさそうだ」と遠まわしに言われるのはとても苦しかった。反面、「若さは大事」と思う事もありました。ムエタイのような世界では、身体年齢的にプロになれない歳に私はいるので痛いほど理解しました。
他人の考えについては、多くの人々や同僚たちとの話の中で気づきました。「楽してお金を稼げる・休みは沢山もらえる・現場に入ればこっちのもの」という甘い話を信じている人たちの多い事には衝撃を受けました。しかし、個人開発のサービスで社会に貢献できるなんて甘い考えを持っている私も技術に対して幻想を抱いているという点では同じなのかもしれません。
けど、例えであれ、「骨を埋める覚悟で」と同じ言葉に応えたうえで、拾ってくださった会社の事を踏み台にしようとしている同い歳の人だけに対しては今も悲しみのような怒りのようななんとも言えない気持ちを感じさせます。まぁ、感じるだけで他言はしないですし、彼と同じ職場である以上は一緒に頑張ろうと思うのが筋だと良心で思ってますが...。
何が正しいのかわかりません。
私の持っている想いとやらも、結果を出していない時点で嘘なのかなとすら思います。
本当は、社会に私の居場所なんてもうないとすら思う時もあります。
ただ、答えがわかればいいという思いで生きてます。
来年もそのつもりで頑張ります。